
素材の価値にとらわれない、デザイン性の高さがコスチュームジュエリーの魅力です。
ダイヤモンドなどの貴金属の代わりに水晶やガラス、ビーズなどを用いて作られたのがコスチュームジュエリーです。元々は劇場で役者が本物の代わりに身に付けた事からコスチュームジュエリーという名前が付き、貴金属を身に付けていると盗難の被害に遭うなどの理由から、着飾る方法として安価な偽物のジュエリーを身に付ける女性が徐々に増えていったと言われています。
1920年以降、アメリカやイギリスで女性の参政権が認められ、生活が解放されるにしたがって、ショートカットやミニスカートなど、ファッションで自分を表現する女性が増えてきました。そんな中、世界的に有名なデザイナーがフェイクの真珠を使った大胆なアクセサリーを発表します。舞台女優や映画女優がプライベートでコスチュームジュエリーを付ける姿が雑誌に載るなど、コスチュームジュエリーは時代の流れに乗り、人気は不動のものになっていきました。
コスチュームジュエリーは、本物の貴金属を用いていないという点で、ファインジュエリーの宝石商からは「偽物」と呼ばれることもありますが、本物の宝石で出来ないような大胆な加工やデザインが施され、本物以上の美しい輝きを放つコスチュームジュエリーは今も、素材の価値にとらわれない美の形として、多くの女性に支持されています。手作りのアンティークものであれば、数十万円することもあります。
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